NEW 久保内 啓朗さん 俳優。劇団ZTON。(7/17)

久保内 啓朗

刹ない会話劇
殺陣をしているとき。会話劇をしている時よりも深く、相手の気持ちが分かる気がする。言葉という名の剣を振り、刀の含意を目で補う。とりかえしの付かない進行に、僕らは口をつぐんでいる。きっと次は、違う会話劇になる。
劇団ZTON 10th Anniversary 2nd「天狼ノ星」2017年7月29日(土)~31日(月)@ABCホール

刹ない会話劇
殺陣をしているとき。会話劇をしている時よりも深く、相手の気持ちが分かる気がする。言葉という名の剣を振り、刀の含意を目で補う。とりかえしの付かない進行に、僕らは口をつぐんでいる。きっと次は、違う会話劇になる。
劇団ZTON 10th Anniversary 2nd「天狼ノ星」2017年7月29日(土)~31日(月)@ABCホール

NEW 藤原 美加さん ダンサー。KIKIKIKIKIKI。(7/15)

藤原 美加

風がふくから
会場の外は、内とは打って変わって青々とした野原。風の鳴るなだらかな土の上、体が冷えていく。同じペースで自分の中の何かが覚めていく。それは猿。向こうの一対の光は何。問いかける声は内からも外からも、「そこ」へ私を連れていく。けれど私はここで止まれる。かの場所も違うと知っているからだ。
きたまり/KIKIKIKIKIKI新作ダンス公演 「悲劇的」 2017年8月4日(金)~8日(火)@アトリエ劇研

風がふくから
会場の外は、内とは打って変わって青々とした野原。風の鳴るなだらかな土の上、体が冷えていく。同じペースで自分の中の何かが覚めていく。それは猿。向こうの一対の光は何。問いかける声は内からも外からも、「そこ」へ私を連れていく。けれど私はここで止まれる。かの場所も違うと知っているからだ。
きたまり/KIKIKIKIKIKI新作ダンス公演 「悲劇的」 2017年8月4日(金)~8日(火)@アトリエ劇研

予告 遠藤 僚之介さん ダンサー。(7/12)

遠藤 僚之介

キャスト・パズル
照明と対峙する作品を経て見つけたのは、一体何が己を自分たらしめているのか。それは、自分の中の動かない部分。トルソーか、または植物のように。軽々に動かないという事はつまり、簡単には解けない問題なんじゃないか。だから彼は謎で、それが何かを君も知りたい。
木村玲奈振付作品「どこかで生まれて、どこかで暮らす。」10月に香港上演

キャスト・パズル
照明と対峙する作品を経て見つけたのは、一体何が己を自分たらしめているのか。それは、自分の中の動かない部分。トルソーか、または植物のように。軽々に動かないという事はつまり、簡単には解けない問題なんじゃないか。だから彼は謎で、それが何かを君も知りたい。
木村玲奈振付作品「どこかで生まれて、どこかで暮らす。」10月に香港上演

小川 晶弘
掲載中 小川 晶弘さん (7/2)
俳優。気持ちのいいチョップヲサガリ
良い時間

例えばとにかくどうしようもない人間が、舞台の上に立った時、彼をいつの間にか愛し、いつしか彼に手を引かれてどこかに行ってしまいたいような、そんな奇跡が今日もどこかの劇場で起こっている。小気味よく、さあ、続けよう。

海老飯 もぐも
掲載中 海老飯 もぐもさん (6/25)
俳優。演出。第三劇場
森をめぐる

それは自分からとても遠い場所にある。彼を演じるために、森に行く・・・深く、黒い森に。一歩一歩、難しくはないが易しくはない歩み。吸った霧の数だけ、姿を現す形象。第三劇場七月公演「一千夜物語」 6/30~7/2@新町別館小ホール

市毛 達也
掲載中 市毛 達也さん (6/24)
俳優。劇団マルカイテ代表。
笑顔で

「好き」と「憧れ」。彼を舞台に運んだのは、最も近い場所で見たいという理由。見込まれていくつかの経験を得て、今思うこと。そして、常識をひっくり返す事の難しさと価値。劇団マルカイテのこれからに注目。

松田 ちはる
掲載中 松田 ちはるさん (6/19)
女優。フリー・その他。
「楽しい!」を見るのが楽しい

こだわりのギミックあふれるnidone.worksの意欲作「チッハーとペンペン」、家族向けの演劇作品だが、大変な盛り上がりだった。部屋(=劇場)に来た友達(=観客)と、ずっと一緒に遊んでいる。観客からの最も嬉しかった感想は、「自分の子供が楽しんでいて、楽しい」。主役「チッハー」に一番近い彼女に話を聞いた。

nidone.works
掲載中 nidone.worksさん (6/10)

Campus Work Spirits

チームで話していると次から次にアイデアが溢れ出してくる。私生活ではどこへ遊びに行ってもギラギラして、全員が自分のノートを手放さない。
nidone.works。京都造形芸術大学在学中の製作チーム。彼らが手掛けるのは子供向けおしゃべり劇「チッハーとペンペン」他。学部生レベルをはるかに越えるクオリティの作品だ。子供を夢中にさせる一体感の底にある、異常なこだわりの厚みに迫った。
写真:2017年 4月 @元・立誠小学校『チッハーとペンペン』 より。

栗山 陽輔
掲載中 栗山 陽輔さん (6/5)
自主映画監督。
映画を作るという生き方

少しだけ、人を好きになる映画。いつでも思い出せるほど深く入り込んでいる映画。二度と見たくない映画。そして、何度観ても観足りない映画。映画の話をしよう。2017年、新作映画「あなたに会えたらよかった」 6月16日~18日、大阪にて上映。

アガリスクエンターテイメント
掲載中 アガリスクエンターテイメントさん (5/23)
屁理屈シチュエーションコメディ劇団。
「時をかける稽古場2.0」京都公演終演後特別インタビュー

本番1日前、台本0ページの稽古場で起こったSF現象。話題のアガリスクエンターテイメントの集団力が結実した「時かけ2.0」。それは信じられないほど地味で、驚くほど緻密な段取りが起こした奇跡。さあ、新しいコメディシステムが始まる。
『時をかける稽古場2.0』終演のご挨拶

重実 紗果
掲載中 重実 紗果さん (5/19)
ダンサー。俳優。花柄パンツ
花柄の朝

25歳の女のドキュメンタリー。何だかあれから4年以上も経ったように思えない。ずっと舞台に立ってきたが、もう一度、自分の創作が動き出す。25歳の女のドキュメント。それは再度、自分の望むものを探すたたかい。

日下 七海
掲載中 日下 七海さん (5/19)
演奏家。俳優。ダンサー。安住の地
わたしは楽器

生きている琵琶の紡ぐ旋律はもはや手触りのようだ。ぶ厚い空気をすり抜け、聴衆の手元をすり抜け、胸に迫る。ただ弾くのでは充分ではない。音楽を手渡すこと。
5/20(土)~5/21(日)ヨーロッパ企画主催『ハイタウン外伝vol.5』@元立誠小学校
5/30(土)ワーク・イン・プログレス『生成』@ UrBANGUID
6/30(金)~7/2(日)『渓谷メトロポリス化計画』@アトリエ劇研

石田 達拡
掲載中 石田 達拡さん (5/11)
俳優。フリー・その他。

夜のベッドと昼のデスクの間にある空間。バーと劇場はそんな場所なのかもしれない。そして観客席に必ずいる、言葉の届かない人。それでも構わない。全てを排除しない。そういう空間に僕はいたい。
第24次 笑の内閣「日・韓・米・春のツレウヨまつり」 2017/5/17~5/29 会場:アトリエ劇研

河瀬 仁誌
掲載中 河瀬 仁誌さん (5/2)
脚本家。演出家。劇団ZTON代表。
次に行く、次はそれが仕事

もう一段階だけでもいい、面白く思ってもらいたい。最近はそんな事を思っている。全ての働きが舞台で動き出し、壮大で細やかな構造を織りなす。そんな脚本を手掛ける彼が、次にやろうとしている事とは・・・?
劇団ZTON新人公演05「しぐれ-shigure-」2017/6/3~4@人間座スタジオ

広田 すみれ
掲載中 広田 すみれさん (5/2)
俳優。第三劇場
通り雨、すぎて

ここへ来てから3回目の桜だった。もうすぐ散ってしまう。昼に降ったあの雨は、乾いてどこにいったやら。自分の行きたい場所に行く。空にもう雲はなく、ゆっくりと風が吹いている。

本間 広大
掲載中 本間 広大さん (4/15)
演出家。劇作家。ドキドキぼーいず代表。
消えていく青い光

「このままでは、ただの一ジャンルとして落ち着いてしまうのかもしれない」。いまの演劇に対して、そういう不安を抱いたのは初めてだ。いつの間にか、見失ってはならないテーマを迂回していないか。一人の、ただの演出家としてもう一度、演劇の土台を考え直す。Hauptbahnhof Gleis8『ショー』(脚本 金田一央紀 /演出 本間広大) アトリエ劇研創造サポートカンパニー シーズンプログラム2017 ドキドキぼーいず♯07 「生きてるものはいないのか」

中西 良友
掲載中 中西 良友さん (4/11)
俳優。フリー・その他。
穏やかな戦い

働きながら大学で生物物理を学ぶ。一年に一度は必ず舞台に立つ。どちらも大切に続ける彼。活動と生活と切り離すなんて考えられない。問題と課題を求め続ける原動力はどこから来るのだろう。映画「マトリックス」をからめて、10年後あたりの未来に思いを馳せながら。

坂本 彩純
掲載中 坂本 彩純さん (4/9)
女優。演劇集団Q
炯々とした

迷い、惹きつけられる。文学に迷い、言葉に迷う。「この人、本当はどんな人なんだろう、って思わせるような演技者になりたい」。何かと不便だけど、大切なものが埋まっている身体、と、劇場。揺れ動く髪の向こう、注がれるだけの光に応える瞳。劇団ショウダウン「ドラゴンカルト」3/23~26@大阪市立芸術創造館

藤原 美保
掲載中 藤原 美保さん (4/3)
俳優。声優。ソノノチ
いつの間にか、ふんわり、あたたかな春が来て

自動的に、前向きになれる性格。未来が用意されていないのと同じぐらい、まだ出来てないコトをしにいこう。それと同じぐらい、春が近付いているね。ラ・フォル・ジュルネ びわ湖 2017 プレイベント びわ湖・北の音楽祭 関連事業「伊吹の森 動物の謝肉祭」

増田 美佳
掲載中 増田 美佳さん (4/2)
ダンサー。ゴーストライター。
私の尽きるところまで

どうしてほしいのか言え、どう触れてどう消されたいのか言え、おまえがかたちを持ち崩すまで、私はおまえを触りつづける、塗りかさね削りおとしゴシック体に陰影を、与えつづける、おまえが声を上げざるを得なくなるまで、やがておまえが私に指図し始めるまで、私が尽きるところまで、私を使い尽くせ

杉本 奈月
掲載中 杉本 奈月さん (3/17)
劇作家。演出家。宣伝美術。N₂代表。
悪ふざけ、したい

アバンギャルドな作風、緊張感溢れる上演。観客を挑発し、しかしどこまでも深い一戦を引く。気高い、とでも言ってよいだろうか、その姿勢に共感する者も多い。N₂は窒素。寂しい夜に蔓延するひとりぼっちの青い靴。 N₂『 blue/amber 』

佐藤 都輝子
掲載中 佐藤 都輝子さん (3/14)
女優。歌い手。劇団とっても便利
世界にただひとりだけの瞬間

紡いだ音が客席に吸い込まれていく。消えていくのではなく、確かにとどいた、とわかる事があるという。その不思議な、しかしきっと思い込みなんかじゃない瞬間。歌う瞳の奥、静かな場所に近づいて。
Knit Cap Theater presents「Oh! Radio」2017/3/17~18@UrBANGUILD
劇団とっても便利「オトギバナシ」2017/4/20~23

高橋 紘介
掲載中 高橋 紘介さん (3/13)
俳優。フリー・その他。
水のような役者

戯曲を身体によく溶かし、主題と舞台の間にちょうどよく入り、満たせる役者になりたい。便利な存在になりたい。でも個人的にはアングラをやりたい。すらっとした立ち姿だが、どうしようもなく熱の高い演技をする役者の素顔。エイチエムピー・シアター・カンパニー『アラビアの夜』 2017/3/18~20@in→dependent theatre 1st

川本 泰斗
掲載中 川本 泰斗さん (3/11)
演出家。BokuBorg
BokuBorgの冒険

Boku=僕、Borg=去勢された豚。3年前の旗揚げ公演、自分が製作する作品のすべてを把握せずにはいられなかった。内容の全てに対する説明責任を感じていた。演劇に全ての時間を捧げた。だがしばらく距離を置き、はじめて見えてきたものがある。それは「不明点」。建築院生、卒業前の最後の三月に、もう一度全てを掛けて挑む。BokuBorg「幸のナナメ」2017/3/17~20@スタジオヴァリエ

七味まゆ味
掲載中 七味まゆ味さん (3/9)
女優。柿喰う客副代表。七味の一味
最初の一歩で世界が変わる

女優・七味まゆ味の踏み出した一歩は、多くの者の心に火を点ける。誰かのエネルギーを一心にあつめ、何倍にもして返す、そんな生き方に誰もが惹かれている。大阪、夜のBARで明かされた、彼女の「本当」とはー 七味の一味「家族百景」演出/七味まゆ味(柿喰う客) 作/藤丸亮(集団asif~)

江藤 美南海
掲載中 江藤 美南海さん (3/3)
俳優。第三劇場
風の航跡

ここへは一瞬止まっていただけ。蝶のようなその人は、次のコースをすでに決めている。綺麗だなあ、と思う。挑戦するひとの横顔は、ひときわ美しいのだ。負けず嫌い、黒髪、すばしっこい。なんというか、彼女には揃っている。第三劇場卒業公演「アプレゲール-〈賢者〉の時代」

近藤 千紘
掲載中 近藤 千紘さん (2/19)
女優。ダンサー。ルサンチカ
小麦色のグラビア

素直な子、というのが第一印象。嘘が付けない、隠しておくことも苦手。何を見ているかも分かってしまう。それどころか、行く先々で誰かを視線で捕まえてしまう。引力だ。自由に求めあい、惹かれ合う。遭遇まで、あと何秒? akakilike『 シスターコンプレックスシンドローム』

神田 真直
掲載中 神田 真直さん (2/11)
劇作家。演出家。俳優。劇団なかゆび
壊されることを僕らは待っている

思えば何とはかない接合だったのだろう。たかだか引力と浸透圧だけで成り立っていたこの関係。代わりに生まれたての弾痕は語る、次の春に芽吹く鮮やかな緑を。せめて、どうか、あの子の目にも映るように・・・残りの45分間、僕は夏から逃げ続けた。第2回全国学生演劇祭 Bブロック 劇団なかゆび「45分間」

岡本 昌也
掲載中 岡本 昌也さん (2/8)
劇作家。演出家。安住の地
ゆめの まちを さがす たび

舞い散る雪を背中に負って、壊れやすい思い出を直しにいく。底の記憶は輪郭がぼやけすぎてしまって、想いと区別がつかないぐらいだ。額縁を買いに行くのだ。でも歩みが止まる。何かの内側に入ってしまう。白い花に囲まれた、ここはどこだ。

坂井 美紀
掲載中 坂井 美紀さん (2/1)
劇作家。演出家。トイネスト・パーク代表。癖(HEKI)
笑顔が好きです

騒がしい祭りの夜。香具師がノミの遊園地を上演している。カラスの子供までもが寄ってきて、うっとりと見ている。ジェットコースターが始まった。カートは無言の哲学者のようにレールを歩み、嫌そうに坂を登り頂上へ、手慣れた様子でレールを流れ落ち…トラブルだ。脱輪し、空中を横払いに一回転。しかし次のレールに不時着し、今や意気揚々と走り出した。カラスの子がギャアギャアはしゃぐ。見ると、お尻に青いカラが付いている。ほんとうにまだ子供なのだ。


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